巾木について

こんにちは。本日も箕面市小野原西にありますウッドベル事務所からお送りいたします。

皆様は「巾木」(幅木)をご存じでしょうか?
洋室の壁で一番床に近い部分にある、塩化ビニル樹脂製もしくは木製で出来た「見切り」です。
(建材は、材質が違うものが隣合う場合に大抵「見切り」と呼ばれるものが間にあります。材質によって例外もあります)

百聞は一見に如かず。ごらんいただきましょう。

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こちらの画像はウッドベルが壁材・床材・巾木の張り替えを担当させていただいた物件のトイレです。
壁の下の方に、帯状のものがあるのがおわかりいただけますでしょうか。
これが巾木です。壁紙の剥がれを防ぐ役割を担っております。
塩化ビニル樹脂のものは1本あたり90センチ、木製のものに至っては1本あたり4mもあります。
つまり、木製巾木をトイレに使用しようとするとなかなか手間がかかるわけです。
それに木製の物は値段もお高いので、一般的にトイレには使用されません。

もしご覧になっている方のご自宅で、トイレに木製巾木を使用されているお宅もあるかもしれませんね。
建てた時にお金をかけたのでしょう。うらやまし…いや、なんでもございません。
漫画内などでもデフォルメされてなかなか描かれない巾木ですが、この機会にご自宅の巾木の色が何色をしていたか
思い出してみてください。友人の集まりの際に皆にその質問をしたのですが、案外はっきりと答えられる人は少なかったです。